看護教育研究 4年制看護教育における英語教育の現状と問題点
看護の高等教育化とグローバル化の中での英語教育への期待―看護学教員の立場から
田代 順子
1
1聖路加看護大学
pp.1087-1088
発行日 2003年12月25日
Published Date 2003/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903570
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日本社会の看護ニーズ拡大により,4年制看護教育はこの十数年のうちに104課程,加えて,修士課程61校,博士課程16校(平成15年度統計)と増え,看護の高等教育化が進んできている.また,社会のグローバル化あるいは国際化の中で看護交流と国際貢献としての協働活動も活発化してきている.これらの新たな看護の働きへの期待に応えることのできる人材育成にとって,語学力,特に英語力は学術活動を進めるサイエンス語として,あるいは国際交流や協働をすすめるための必修能力の一つである.今日の看護ニーズに応えうる人材を育成することのできる4年制看護教育の中での英語教育への期待を,看護学教員の立場から,今日の看護の状況を踏まえて述べる.
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