NURSING EYE
日本看護学生会(JNSA)―明日の看護へみんなの声を
柿沼 佑果
1
,
澤田 裕輔
2
1長野県看護大学
2宮城県塩釜医師会附属准看護学院
pp.554-557
発行日 2003年7月25日
Published Date 2003/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903452
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<日本看護学生会とは>
日本看護学生会(JNSA:Japanese Nursing Student's Association)は,2001年第22回ICNデンマーク大会に参加した看護学生が中心となり発足させた看護学生組織です.
ICNでは,1977年から学生大会も同時に開催されています.学生大会では,各国の代表がカントリーレポートを発表します.デンマーク大会では,日本看護協会から2名の学生が選出され,発表を行いました.しかし,当時は事前に学生間で情報交換をする場がなく,学生組織のある他国の代表に比べ,国内の学生の意見を反映させることはできませんでした.「日本にも学生同士が情報交換できる場が必要なのではないか.」そう感じた学生たちは現地にて会議を開き,学生組織の準備会を立ち上げました.この3か月後,国内において再び会議を開き正式にJNSAが発足しました.最初は30名ほどから始まったJNSAですが,現在では全国71校から194名の学生が参加するまでになっています.
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