特集 学校の先生に聞きました。精神看護学をどのように工夫して教えていますか?
研究会を継続開催。学生と新人がベテラン看護師の声を聞けるチャンスを作る
磯野 洋一
1
,
野口 奈津子
,
早田 有希
1日本赤十字広島看護大学精神看護学
pp.460-463
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200123
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「精神力動看護研究会」を継続的に開催
私は、学生や新人には、患者さんの些細な行動や発言の“意味”をそのつど考えることの大切さを伝えたいと思っている。
学生はとかく、目にする暴力や衝動行為などの現象そのものに意識が行き、現象の背景にあるその真意にまでたどり着かないことが多い。臨床実習でも学生なりに患者や精神科病棟で起こっている現象の背景に隠された真意を理解するために努力をしているが、僅かな光を頼りに学生なりの答えを見つけようとした頃には実習は終了してしまう。
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