特集 「看護倫理」教育―国立相模原病院附属看護学校の実践
「きつい作業」がもたらす進歩
杉山 倫也
1
1国立相模原病院附属看護学校
pp.423-426
発行日 2003年6月25日
Published Date 2003/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903418
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はじめに
「看護倫理Ⅱ」(2年生/3月)および「看護倫理Ⅲ」(3年生/12月)は,どちらも「特別講義」(初日)・グループワーク(2~4日目)・発表会(最終日)を5日間集中して行う授業である.私は講師(タスクフォース)のひとりとして,グループワークと発表会に携わる.(「看護倫理Ⅱ」では「教育的助言者」,「看護倫理Ⅲ」では「総括助言者」という「肩書き」になっている.)
この授業は学生の総合的な能力の進歩をもたらす.なぜなら,次のような「きつい作業」を行うからである.
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