連載 看護の未来を決めるのは誰?⑤
優秀な人材を世に送り出す看護教育機関の戦略
横江 公美
1
,
北浦 暁子
1PACIFIC21
pp.516-518
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100254
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米国の看護師団体の活動に共通する目的は,看護師の権利の確保である.
なかには親睦だけを目的とした小規模の集まりもあるが,所属会員が多くなればなるほど,看護師をめぐる問題に注目し,利益を代弁する活動を行なうようになる.このような活動は,政治的な性格を帯び,具体的には政策提言として現われる.米国の看護師団体の政治的性格が強い背景には,権利や権益は,待っていて与えられるものではなく,自らが創り出すものという「アメリカンデモクラシー思想」がある.
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