連載 アセスメント能力プラス1・8
食物不耐性
ドロシー・モトヤマ
,
山下 香枝子
1
1慶應義塾大学看護医療学部
pp.628
発行日 2001年8月25日
Published Date 2001/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902560
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食物の逆反応(ARFs)は,食物アレルギーといわれています.重症なアレルギーに悩まされている人は2~5%で,大人より子どもに多くみられます.子どもは成長すると,アレルギーからぬけ出る傾向がありますが,成人してからアレルゲンを吸収すると,気道反応を起こすことがあります.最も一般的な食物アレルゲンは牛乳,ナッツ,卵,魚などです.
食物アレルギーの約40~70%に,咽頭粘膜浮腫,吐気,嘔吐,腹痛,腹部膨満,下痢などの胃腸症状が現れ,他にもアナフィラキシーがあります.
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