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専門学校卒業者の編入学に関する意識調査―呉および広島地域の病院に勤務する看護職の場合
平岡 敬子
1
,
山内 京子
1
,
一色 康子
1
,
松本 信子
1
,
中島 優子
1
1呉大学看護学部
pp.1055-1059
発行日 2000年12月25日
Published Date 2000/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902415
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はじめに
1998年の学校教育法の改正により,1976年度以降の専修学校専門課程卒業者にも大学編入の門戸が開かれ,2000年度から,いわゆる専門学校卒業者が看護系大学に編入学し,看護学士を取得することが可能となった.
今までにも4年制看護系大学への編入学に関する意識調査は報告されているが,調査の対象は主として,短期大学卒業の看護職や短期大学の学生であった.そこで私たちは,平成13年度から本学が編入学生を受け入れるにあたり,そのほとんどが専門学校卒業者である呉および広島地域の病院に勤務する看護職を対象に,編入学に関する意識調査を行った.看護職が何を目的に編入学をめざしているのか,また彼らを受け入れる大学側の役割とは何かについて考察した.
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