特集 日本の看護・看護教育 私にとっての20世紀
読者に推薦された人がつづる―私にとっての100年,この時
中西睦子―Mutuko Nakanishi
井上 智子
pp.654-655
発行日 2000年8月25日
Published Date 2000/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902324
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「医師と看護婦はあたかも車の両輪の如く…」この表現は誰が言い始めたのだろう,そして誰がどのようなときに口にしているのだろう.何か胡散臭さを感じながらも,うまく表現できなかった若き日々,初めて私の中にあるわだかまりを解いてくれたのが中西先生であった.
「両輪といってもね,片やダンプカーのタイヤ,こっちは三輪車のわっか,走り出したら引きずられるのよ」
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