特集 教育と臨床の実践的連携をめざして―青森県立保健大学のユニフィケーション
実習を体験して
小山 敦代
1
1青森県立保健大学健康科学部看護学科
pp.519-522
発行日 2000年7月25日
Published Date 2000/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902288
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
1999(平成11)年4月に開学した本学と,主たる実習病院である青森県立中央病院とのユニフィケーションについては,開学前から勉強会や準備が進められてきていた.その目的が,①学生に実践的・現実的教育を提供する,②看護実践の向上と患者ケアの改善をめざす,③適切な臨床教育を促進・刺激する,にあることや,導入前後の経過,各領域におけるユニフィケーションの取り組み等については,会議等を通じ全教員の知るところであった.
ユニフィケーションの機能のなかで,臨地実習指導は大きなウエイトを占める.臨地実習への直接的な効果や影響は,まだ本格的な実習が始まっていないので明確でないが,開学年次に実施した最初の臨地実習である3学科が合同で行った体験実習をユニフィケーションという視点から振り返ってみたい.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.