特集 おとなの学びを支援する
3年課程養成所における新たな方向性をめぐって―看護専修学校(3年課程)における大学・短期大学卒業者の入学受け入れに関する調査より
藤田 和夫
1
1日本看護協会調査研究課
pp.193-196
発行日 2000年3月25日
Published Date 2000/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902224
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はじめに
近年の少子化や看護系大学の増加などによって看護専修学校への入学者数が減少している.一方,看護系以外の大学・短大の在校生や既卒者に,看護学校への入学希望者が増え始めている.
今後,看護専修学校(3年課程)の質・量的確保を行うためには,大学・短期大学既卒者の入学受け入れ枠を増やしていくことが対応策となる.そのためには社会人入学枠の拡大や,経済的側面への対応,大学・短期大学既卒者がすでに取得した単位を看護学校側で認定するなど,入学後の負担を軽減していくことが応募者増加につながる要因になる.
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