実践報告
2年次の在宅看護実習(ふれあい実習)における学生の学び
木下 由美子
1,2
,
吉岡 洋治
3
1茨城県立医療大学保健医療学部看護学科
2前 筑波大学大学院人間総合科学研究科
3筑波大学大学院人間総合科学研究科
pp.155-159
発行日 2008年2月25日
Published Date 2008/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100865
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はじめに
筑波大学看護学類(旧看護・医療科学類)では,1年次に看護ふれあい実習Iとして,各看護学領域別に患者や看護職に話を聞くという,体験者と話すことを主にした実習を行っている。地域看護学領域では,1年次に地域看護学概論,2年次に在宅看護論,看護ふれあい実習II(以下,ふれあい実習とする),3年次に地区活動方法論I・II,家族看護論,学校保健活動論,産業保健活動論,4年次に地域看護実習を行っている。
ふれあい実習は,2年次の基礎看護学実習と3年次の臨床看護学(小児・成人・母性・精神看護学)実習の中間に位置づけ,2年次の早期に行っている。1~2回生の実習の学びを分析し,地域看護学領域におけるふれあい実習について検討したので報告する。
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