特集 在宅看護論実習の展開
地域看護学教育の一方法―臨地実習に課題学習を導入して
土平 俊子
1
,
水谷 聖子
1
1日本赤十字愛知短期大学
pp.269-275
発行日 1997年4月25日
Published Date 1997/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901594
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はじめに
本学は,1992(平成4)年度から高齢化社会のニーズに対応できる看護基礎能力の育成をめざし,地域看護学として科目を起こしている.
地域看護学臨地実習は2単位であり,その内訳は,保健所実習1単位,在宅看護実習1単位である.短期間の臨地実習をより効果的にするために,実習前から段階的に課題を与え,事前学習を進めた.また実習中にも課題をもたせ取り組んでみた.そこで,本稿では,地域看護学の講義および課題学習を導入した臨地実習の現状について報告する.
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