調査・研究
検証結果から教授案を改善する―老人臨床看護の現行教授案をもとに
三輪田 隆子
1
1大阪医科大学附属看護専門学校第一看護学科
pp.558-561
発行日 1996年7月25日
Published Date 1996/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901411
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はじめに
社会の変化と共に,看護も時代の要請に応えていかなければならない.わが国の現状を考え,1990(平成2)年に改正されたカリキュラムにおいて,長年の課題であった老人看護学が新たに柱建てされた意義は大きい.この主旨を踏まえ,本校では老人臨床看護の授業を臨床の看護者に依頼し,教授してもらっている.しかし5年以上が経過した現在,その教授目標が達成できているか見直しの時期にきている.今回各講師の教授案をもとに検証した結果,.新たな問題が浮上してきた.そこで再度教授内容を検討し,老人臨床看護教授案を考案したのでここに提示する.
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