寄稿
看護学総論教授指導案
馬場 睦子
1
,
大森 京子
1
,
野下 園代
1
,
大橋 紀恵
1
,
橋本 登久子
1
1京都市立看護短期大学
pp.61-71
発行日 1968年7月1日
Published Date 1968/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906042
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はじめに
今年度から新しいカリキュラムにもとずいて看護学は一つの転機をむかえました。「看護原理および実際」は「看護学総論」として,広い見地から体系的に看護を理解させ,それをどの分野にも応用させていく基礎学科として習得させる必要があります。私共の教務ではその方向に少しでも近づけるため,昭和41年にだされた改善案(看護学教授要目案)にもとずいて昨年1ヵ年看護学総論教授法を試みてみました。教科書としては,従来の看護学全書を使用しましたが,あらかじめ学生に新しい授業計画をわたして授業のすすめ方について説明を行いました。この試みを通して今年度はさらに充実した授業を行っていきたいと思っております。ここにその内容を発表し,皆様の御意見などをおきかせいただけたら幸いと思います。
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