調査・研究
技術の3領域を統合させる教授方法に事例のイメージ化を行なって―全身清拭の援助技術より
山中 恵利子
1
1堺看護専門学校
pp.524-529
発行日 1995年6月25日
Published Date 1995/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901136
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はじめに
学習のレディネスを積極的な働きかけや経験を豊かに与えることにより,形成していこうという考え方1)がある.これは,学習者がすでに習得しているものをできるだけ利用しながら,学習を進めていこうとするものである.
看護婦2年課程で援助技術を教授する場合,すでに学生が習得している知識,技術をできるだけ利用し,さらにその内容を深めたいという内発的動機づけが重要である.当校は定時制の2年課程で,准看護婦として働きながら通学している学生が対象である.
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