調査・研究
我々はカリキュラムを変え得たか?―新カリ3年を振り返って
小中 恵子
1
,
高増 直美
1
,
佐野 隆子
1
,
里村 恵津子
1
,
内田 明子
1
,
溝口 章子
1
,
中村 栄子
1
,
吉浜 篤子
1
,
中島 真理子
2
1長崎市立高等看護学院
2長崎市立市民病院看護部
pp.52-58
発行日 1994年1月25日
Published Date 1994/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900768
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最初,新カリキュラムの指導要領を見た時は,「今でさえ時間が足りないのに」と思った.しかし,検討を重ねる内に「他学部の学生に比べ,実習等の心理的プレッシャーが多い.自由な時間は精神的余裕を生むのではないか」と,積極的に生かそうという合意に至った.
本校での検討内容と,1993(平成5)年3月卒業生を送り出すまでの経過と,現在考えていることを述べる.その過程の中で,改正カリキュラムの主旨を,生かせたのかどうか検討したので報告したい.
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