連載 アメリカ合衆国の大学院課程における看護教育・7
看護の大学院教育の現状と課題(その3)―博士課程カリキュラムの実態と傾向・1
豊澤 英子
1
1大分医科大学医学部
pp.548-551
発行日 1993年7月25日
Published Date 1993/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900619
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カリキュラムの実態と傾向
前回の看護の博士課程15大学のカリキュラムに関するアンケート調査より,一般的な傾向が明らかになった.
そこで本項では2回に分けて,教育学博士号を授与するコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ,看護理学博士号と看護学博士号を授与するラッシュ大学および看護の哲学博士号と看護学博士号を授与するケース・ウエスタン・リザーブ大学のカリキュラムを例に取り挙げて,具体的な考察を試みる.これらのプログラムの共通性と相違性を分析することによって,看護の博士課程のカリキュラムの特徴と傾向を明らかにしたい.
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