連載 アメリカ合衆国の大学院課程における看護教育・3
看護の博士課程教育の成立と展開(その1)
豊澤 英子
1
1前:聖マリア学院短期大学看護学科
pp.228-234
発行日 1993年3月25日
Published Date 1993/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900552
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今回と次回では,看護の博士課程教育の展開について記述し,歴史的区分ごとにその実態と特徴を考察する.
まず,看護の博士課程教育の特性および社会的背景等から,その歴史的段階を,機能専門家の育成段階(1920-1959年),専門職としての方向性探求の段階(1960年代),量的拡大と方向性選択の段階(1970-1980年代前半)の3段階に分類し,それぞれの段階のもつ特徴と課題を明らかにしていく.
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