調査・研究
態度の教育に関る検討―学生のアンケート調査から
冨島 由紀子
1
,
安井 寛子
1
,
芦谷 比佐子
1
,
川畑 雅代
1
,
永田 由紀子
1
,
井﨑 恵子
1
,
大野 真由美
1
,
石谷 翠
1
1ベルランド看護助産専門学校看護学科
pp.838-843
発行日 1992年11月25日
Published Date 1992/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900483
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
本校の教育目的は「看護婦(士)として必要な知識および技術を教授するとともに,豊かな人間性を養い,人格の陶冶を図り,以って社会福祉に貢献しうる有能な人材を育成すること」とある.
教育目的にかかげる以上,その評価を行ない,到達度を確認し,学生の実態に即した教育をすすめていく必要性はいうまでもない.しかし,態度の熟成には長い年月を要するものも多く,必ずしも観察可能なものばかりではない.そのため学生の態度に関する問題点をしばしば耳にするにもかかわらず,現実にはほとんどの学校が具体的な到達目標もなく,育成のための意図的・系統的な教育プログラムも明確にはしていない.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.