特集 情報化時代のPOS—第13回POS研究会報告
一般演題
看護情報システムの導入―周手術期看護過程の展開
岩田 春子
1
,
魚谷 節子
1
,
三代 美知子
1
1島根医科大学医学部附属病院
pp.789-794
発行日 1991年11月30日
Published Date 1991/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900297
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はじめに
情報化社会の今日,看護界にもコンピュータが,導入されるようになってきています.当院では,1990年10月より看護情報システムの1つとして基準看護計画を導入しました.これは,香川医科大学の「標準看護計画」の様式を参考に,当院で利用できるよう,活用頻度の高い症状および系統別看護に分類し,POシステムにそった基準看護計画を,パーソナルコンピュータにデータベースとして構築したものです.
私たちは,これを利用することにより,患者に提供する看護の質が統一でき,看護婦1人ひとりの看護レベルの向上が図れると考えます.そこで,今回,活用回数の多い,手術部での経過を報告します.
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