特集 外科医を支援する
看護職の立場から周手術期を考える
草間 朋子
1
1大分県立看護科学大学
キーワード:
麻酔看護師
,
看護師の自律
,
手術看護認定看護師
,
Physician Assistant(PA)
,
ナースプラクティショナー(NP)
Keyword:
麻酔看護師
,
看護師の自律
,
手術看護認定看護師
,
Physician Assistant(PA)
,
ナースプラクティショナー(NP)
pp.736-739
発行日 2009年9月1日
Published Date 2009/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101528
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医師不足,あるいは,地域・診療科による医師の偏在等が大きな社会問題となり,その解決策の1つとして医療従事者間の役割・業務分担の見直しの必要性が行政サイドからも提言されている.日本外科学会等からは,アメリカで活躍している麻酔業務の一部を分担できる麻酔看護師やPhysician Assistant(PA)の日本での養成の必要性が提案されている.
現在,著者らが所属する大分県立看護科学大学をはじめ日本の看護系大学の大学院修士課程において,養成教育が開始あるいは準備が進められているナースプラクティショナー(NP:診療看護師)は,看護職のさらなる自律を目指し,看護師の現在の裁量範囲(療養上の世話,および,診療の補助行為)を拡大することを目指した看護職である.
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