連載 往復書簡 東京と小樽を結んで・7
文化的事実としての人間
久保 成子
1
1前:善隣基督教会附属尾竹橋病院
pp.428-431
発行日 1991年7月25日
Published Date 1991/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900232
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あるとき,清拭をしている若い看護婦に年取ったその女性がしみじみと話しかけました.
「震災の年に,わたしゃ母親を亡くしてね,棟梁は男手1つでわたしらを育ててくれてね……」と.
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