調査研究 基礎看護技術教育のあり方(その1)
看護技術の卒業前学習と卒業後体験に関する調査研究
宮崎 和子
1
,
千田 敏恵
2
1千菓県立衛生短期大学
2神奈川県立がんセンター
pp.19-28
発行日 1991年1月25日
Published Date 1991/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900156
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考える看護の必要性が強調され,学校における看護技術教育時間が十分ではなくなって以来,基礎教育で看護技術をどこまで教えるべきかが論議されるようになって久しい.吉田・吉武は,看護の基礎教育終了時における到達度について,意識調査を行ない,何を,どこまで教えたらよいかについて,看護管理者と教員のそれぞれの意見を報告している1).
従来,看護技術教育における到達度の検討はあるが,いずれも卒前調査と卒後調査の対象が異なり,単に横断面の調査にとどまっている2~5).
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