連載 被占領下(1945-51年)における日本の看護政策・6
中央における看護改革[その4]
ライダー島崎 玲子
1
1北里大学看護学部
pp.430-435
発行日 1990年7月25日
Published Date 1990/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900071
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看護教育審議会の設立と機能(その3)
Nursing Education Council
8)看護の法律草案
看護教育審議会で,最も波乱を巻き起こしたのは“保健師法”である.
オルトは占領直後,日本赤十字病院で「占領軍の看護改革は,看護の質を向上するために努力をするものであり,看護の量についてではない.看護学校入学資格は厳密となり,カリキュラムは改善される.それによって看護という専門職にふさわしい看護婦の資質を向上することができる」と講演をした1).
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