特集 「臨床判断モデル」のさらなる展開―基礎教育から臨床、訪問看護の現場まで
「看護師のように考える」を軸として、カリキュラムを考える―学生がワクワクとする教育をめざして
久志 篤子
1
1那覇市医師会那覇看護専門学校
pp.432-438
発行日 2022年8月25日
Published Date 2022/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201960
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臨床判断モデルとの出会いと従来の教育への問題意識
振り返れば、2016(平成28)年頃から、カリキュラム改正に向けての研修会へ参加するたびに、「自校の現行カリキュラム評価を行い、教育内容や教育方法について具体的な検討を行っていくことが必要だ。魅力ある選ばれる学校になるためにも、自校の特徴とは何かを考えていかなければならない」と私のなかで「フツフツ」と沸きあがるものがありました。
2017(平成29)年度より、定期的に各領域のチームリーダーとともにカリキュラム開発会議を開催し、カリキュラム改正に向けて現行カリキュラム評価を行っていきました。
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