連載 この養成所のここが気になる!・1【新連載】
鹿児島医療技術専門学校
濱川 孝二
1
,
池西 靜江
2
1鹿児島医療技術専門学校
2Office Kyo-Shien
pp.130-145
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201905
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
このたびの指定規則の改正では、指定規則に則りつつも、弾力的なカリキュラムの運用を可能となりました。各養成所では、地域に必要とされる人材育成にむけて柔軟なカリキュラムを編成することが期待されています。そこで、この連載では、地域の特性や設立母体の要請をふまえ、特徴的なカリキュラム編成をされた養成所をいくつか紹介します。考え方などについて参考にしていただけるとうれしく思います。
まず初回は、身近なところ私の所属する鹿児島医療技術専門学校から紹介させていただきます。
この養成所の特徴は、学校法人原田学園を母体とし、看護学科以外に5つの学科をもつ大規模な専門学校であることです。その強みを活かして、数年前から専門職連携教育を行って成果を上げています。さらに、以前、統合カリキュラム教育実施校だったこともあり、地域・在宅看護論の土台である地域活動や予防活動の教育には力を入れています。そして、現在は看護師3年課程(修業年限4年)になり、看護実践能力の育成に力を入れています。特に、技術教育、臨床判断能力の育成について、充実した科目設定を行い、確実な実践能力を身につけて卒業してほしいと考えています。
地域特性、学校の強みを活かした新カリキュラムを副校長の濱川孝二先生から具体的に紹介してもらいます。
池西 靜江 Office Kyo-Shien代表
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.