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書評 文化人類学[カレッジ版] 第4版
池西 静江
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1Office Kyo-Shien
pp.803
発行日 2021年8月25日
Published Date 2021/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201794
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「文化人類学」が教えてくれる、看護の新たな視点
これまで、看護学、教育学を中心として学習してきた筆者にとって、一言でいうと「おもしろい」「こんな考え方もあるのだ」という新しい発見がいっぱいの書籍であった。
過去に波平先生の講演を何度か聴講する機会があり、文化人類学に興味をもったものの、自身の怠慢で、しっかり書籍をひもとくことがなかった。このたび、カリキュラム編成作業中に『文化人類学[カレッジ版] 第4版』を読んでみて、看護基礎教育の基礎分野に取り入れたいと思った。それは、前述したような新しい発見とともに、看護につながる大切な考え方を見いだすことができたためである。
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