焦点
東京都立看護専門学校実習カリキュラムの概要(前編)
篠原 千鶴子
1
,
村田 久美
1
,
高橋 幸恵
1
1東京都立看護専門学校看護教育充実プロジェクトチーム
pp.344-350
発行日 2021年4月25日
Published Date 2021/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201709
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はじめに
東京都立看護専門学校(以下、都立看学)では、第5次カリキュラム改正に向けて2015(平成27)年より検討委員会を立ち上げ、昨年、本誌にて新カリキュラム編成過程の概要と試案を報告した1)。その後も検討を重ね、このたび、4つの力(感じ取る力、考え構成する力、表現する力、成長する力)を発展させ、また対象を生活者としてとらえることを大切にし、看護実践能力を段階的にていねいに育てられるよう、基礎分野14単位、専門基礎分野22単位、専門分野70単位で構成するカリキュラムを完成させた(図)。
今回は、前回報告できなかった臨地実習にフォーカスを当て、実習カリキュラムの概要を前後編の2回に分けて報告する。
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