連載 コミュニケーションの「困った」をスキルで解決!・7
学生の行動変容に向けた発言を引き出す―勉強に集中できずに悩んでいる学生への対応(その3)
藤澤 雄太
1
1国立看護大学校
pp.976-979
発行日 2020年10月25日
Published Date 2020/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201598
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看護学部2年生のAさんは、実習を終えたものの、思うように学習できないことに悩み、教員のところに相談に来ました。教員との会話により、Aさんが学習に集中できないのはスマホの使い方にあることに気づきました。そこで教員は、Aさんにスマホのやめ方について話をすることを提案しました(連載第6回参照)。
しかしAさんはこれまで何度もスマホを触らないように努力してきました。何度もチャレンジしているのにスマホを見ることをやめられないAさんでしたが、教員とともに問題解決に向けて動き出していく会話がここから始まります。
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