特集 「地域・在宅看護論」をカリキュラムにどう取り入れるか
【インタビュー】共生社会に向けた教育を考える―地域の現場からの提言
小瀬古 伸幸
1
1訪問看護ステーションみのり
pp.588-594
発行日 2020年7月25日
Published Date 2020/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201524
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
本当に考えたい「利用者主体」ということ
―指定規則の改正にて、看護基礎教育において、地域で暮らしている方を支えるための学びが重視される方向性が打ち出されました。今回は、複数の教育機関から実習も受け入れていらっしゃる、訪問看護ステーションみのり(以下、「みのり」)の小瀬古伸幸さんに、地域で得られる学びについて、現場目線でお話をお伺いできればと思います。
小瀬古 今回の看護基礎教育の改正は、いい方向性だと思います。まず人の生活を知ること、対象者の生活のスタンダードを学ぶことは、とても大切です。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.