特集 板書の基本と授業での活用
「板書指導」の授業と美しい手書き文字のコツ―チョーク技法をとおして学ぶ
和田 圭壮
1
1福岡教育大学
pp.196-201
発行日 2020年3月25日
Published Date 2020/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201439
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はじめに
私は、福岡教育大学(以下、本学)の美術教育ユニットで、書写・書道教育学を専門として教えています。本学では、「板書指導」という授業を開講しています。この授業は、小学校教員養成向けの授業で、90分15回の授業のうち、書写・書道の教員が手書き文字の良さを知るための講義やチョークによる美しく整った文字の書き方の実技を7回行っています。残りの8回で国語・算数・理科・社会・道徳の板書計画を、それぞれの専門の教員に指導していただいています。教員6名によるリレー式の授業となっています。
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