特集 板書の基本と授業での活用
―高校生に向けた授業方法―板書の型と生徒の集中力を持続させる工夫
武田 美代子
1
1山形県立山辺高等学校
pp.219-225
発行日 2020年3月25日
Published Date 2020/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201443
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本校と筆者の紹介
山形県立山辺高等学校(以下、本校)は、1948(昭和23)年に高等学校(定時制の課程)として設立されました。その後何度かの課程変更を経て、1967(昭和42)年に衛生看護科として1学級設置、2002(平成14)年度から5年一貫の教育課程として看護師養成を行っている高等学校です。県内唯一の5年一貫看護師養成課程ということもあり、県内全域から生徒が集まってきます。中学生のうちに看護職になると決断し入学してきますので、まっすぐで熱心な生徒が多いと感じています。
私は本校の看護科で教員を務めています。本校では、教員は特定の看護学領域を担当するのではなく、さまざまな教科を担当します。毎年のように担当科目が変わることもあります。私は今年度、基礎看護学、老年看護学、在宅看護論、関係法規、社会福祉などを担当しています。
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