増大号特集 シミュレーション教育 虎の巻
第2部 効果的な実践に向けて
それぞれのシミュレータのポテンシャルを生かした実践
鈴木 由美子
1
1板橋中央看護専門学校第2学科
pp.624-627
発行日 2019年8月25日
Published Date 2019/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201296
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板橋中央看護専門学校(以下、本学)第2学科で成人看護学を担当しています。第2学科は、准看護師の免許取得者の進学課程で、近年は准看護師の臨床経験がなく入学する学生が7〜8割と多くなっています。准看護師課程で学んだ日常生活の援助技術を、根拠にもとづいて実践する力を育成するために、シミュレータを活用した教育に力を入れています。
本学には、多職種連携ハイブリッドシミュレータ“SCENARIO”が1台、フィジカルアセスメントモデル“Physiko”が2台、呼吸音聴診シミュレータ“ラングⅡ”2台とその旧型“ラング”2台があります。これらのシミュレータを効果的に使用することで、実際の患者さんの状態をふまえた学習につながっていると思います。
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