特集 まず、自分をいたわるために―マインドフルネス&セルフ・コンパッション
マインドフルネス&セルフ・コンパッション研修を実施してみて
台野 悦子
1,2
1前 明石医療センター附属看護専門学校
2愛仁会看護助産専門学校
pp.454-458
発行日 2019年6月25日
Published Date 2019/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201254
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オーバーワークな教員たちへ届けたい
筆者は、兵庫県看護学校協議会副会長兼研修委員長の役割を担って2年になります。研修委員会では年に4〜5回の研修会を企画運営してきました。そのうち2回は、兵庫県看護協会との共催研修を行っています。平成30年度の研修企画を思案している時に、『ナースパートナーズ』の3回の連載「“自分への”思いやり 思いやりケアギビングとともに」(2018年春号、夏号、秋号)を読んだことで、岸本早苗さんを知ることになりました。
それは、第1回目のタイトルが、「マインドフルネスとセルフ・コンパッション」とあり、《気づきと自分への思いやり》と日本語での吹き出しになっていました。最近、マインドフルネスという言葉は精神看護学の教科書にも記載されており、知ってはいましたが、ヨガやカウンセリングとはどのように違うのか? と気になりました。そこには“心のエクササイズ”という不思議な言葉もありました。
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