連載 看護教育 継往開来!・7
忘れていた,大学化の本質的な議論
江藤 裕之
1
,
林 千冬
2
1東北大学大学院国際文化研究科
2神戸市看護大学
pp.948-951
発行日 2017年11月25日
Published Date 2017/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200868
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江藤 第5,6回と,大学における看護教育というテーマで,主に高知女子大学についての特集記事を読んできましたが,今回はもう少し幅を広げて,13巻12号(1972年)の座談会「大学教育を考える」を読んでいきましょう。東京女子医科大学看護短期大学の藤枝知子先生,聖路加看護大学の前田アヤ先生,神奈川県立衛生短期大学の波多野梗子先生,日本赤十字中央女子短期大学の森まさ子先生が登場しています。
林 この座談会は,前回と違ってそれぞれの大学のお立場から話をしているだけに,自分たちが看護の大学教育をつくっていくんだ,ととても肩肘を張って話している印象です。今でも確かに振り返って考えるべきと思われる内容もありました。
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