焦点 第103回看護師国家試験 解説
第103回看護師国家試験問題の考察 必修問題を中心に
畑尾 正彦
1
1日本赤十字秋田看護大学
pp.608-612
発行日 2014年7月25日
Published Date 2014/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102752
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第103回看護師国家試験について,午前問題1~25問題と午後問題1~25問題および「解剖生理」「病態生理」などに位置づけられる問題から筆者が選択した午前・午後のそれぞれ20問題・22問題の合計92問題を,第103回看護師国家試験を受験者したN看護大学の学生28名の協力を得て,修正イーベル法を活用して考察した所感を述べたい。
国家試験受験者の判定の結果を表1(午前必修問題),表2(午後必修問題)および表3(一般問題)に示す。各表の最右列の“RDI”とは,必要度難易度指数(Relevance Difficulty Index)であり,その数値が大きい問題は,受験者が取り組みやすい問題で,必修問題は必須・平易(RDI:0.8)に限りなく近いと判定されるはずである。
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