資料 第102回看護師国家試験 解説
第102回看護師国家試験問題の考察―修正イーベル法を活用し,必修問題を中心に
畑尾 正彦
1
1日本赤十字秋田看護大学
pp.589-593
発行日 2013年7月25日
Published Date 2013/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102443
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試験問題考察の前に
第102回看護師国家試験について,午前問題1~25と午後問題1~25および「人体の構造と機能」などに位置づけられる問題から,筆者が選択した午前・午後のそれぞれ17問題・20問題の合計87問題を,第102回看護師国家試験を受験したN看護大学の学生34名の協力を得て,修正イーベル法を活用して考察した所感を述べたい。
修正イーベル法は,本来はテストの合格水準(合否分割点)を合理的に算出する方法であるが,客観テスト(多肢選択型)を構成する個々の小問について必要度と難易度を判定することから,小問の1つひとつについての適否判定に利用することができる。
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