特集 学生から看護師へのホップ!ステップ!を支える教育―国試対策から,学ぶ習慣のつけ方まで
扉
pp.467
発行日 2014年6月25日
Published Date 2014/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102715
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教育の通過点としての国試,最低限の質保証としての国試,立場や見方によって「看護師国家試験」の位置づけはさまざまでも,その合格が看護師となるための必要条件であることに変わりはありません。どの養成所も避けて通ることはできず,それゆえ,国試との向き合い方を考えながら,教育のあり方を考えることになります。
「教員のための国試対策」と題して2013年秋に開催された「医学書院看護教員『実力養成』講座」では,「国試対策」をキーワードに看護基礎教育をめぐる幅広い議論が展開されました。その内容は受験を間近に控えた学生を対象にした“対策”に留まらず,出題基準の改定点,国試が受験者に求める能力,入学時からの学生指導,学校の文化醸成にまで及びました。
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