連載 九州・沖縄からの風 学生が綴る看護への想い・11
「伝えたい,わかってほしい」の願いを込めた健康教室
今村 文香
1
1福岡女学院看護大学
pp.986-987
発行日 2012年11月25日
Published Date 2012/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102250
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3つの「葡萄」
私が所属するサークル「葡萄」(大学の校章にちなんだネーミングです)は,大学のある福岡県古賀市を拠点に,施設からの依頼に基づき,学生が連絡係となって直接やり取りをしながら参加者などを集めるという方法で,地域活動を行っています。サークル活動は大きく3つの部門に分かれ,それぞれ「星ぶどう」「産み葡萄」「マスカット」と呼ばれています。
「星ぶどう」では,主に病院や施設に出向いてのボランティア活動を行っています。今年度は,福岡市内の病院内小児施設で運動会やクリスマス会に参加したり,古賀市にある公民館での催しや,青少年課の主催する子ども体験教室など,各行事に参加し,そこで主催者側のお手伝いをしたり,一緒に子どもたちと遊んだりして,対象者に楽しい時間を過ごしてもらうためのお手伝いをしました。地域が高齢化している分,私たちの世代が手伝いに来ることで少しでも役に立てたらと思っています。
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