特集 教務主任養成講習会での学びを活かす
慈恵での教務主任養成講習会開催までの道のりと今後
小路 美喜子
1
,
興梠 清美
2
,
蝦名 總子
3
1学校法人慈恵大学
2東京慈恵会
3慈恵看護専門学校
pp.650-654
発行日 2012年8月25日
Published Date 2012/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102147
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
慈恵組織における看護基礎教育は,(1)公益社団法人東京慈恵会が運営する慈恵看護専門学校(日本で初の看護師教育機関),学校法人慈恵大学*が設置主体である(2)慈恵第三看護専門学校,(3)慈恵柏看護専門学校,(4)東京慈恵会医科大学医学部看護学科の,合計定員270名の4つの看護基礎教育機関が担っている。また臨床は(1)東京慈恵会医科大学付属病院,(2)同大付属葛飾医療センター,(3)同大付属第三病院,(4)同大付属柏病院の4機関(総定床2662床)を有している(図1)。
このたび,公益社団法人東京慈恵会では,2012年6~12月の期間,厚生労働省のガイドラインに添い「教務主任養成講習会」を企画し,認定を受け現在開催している。本稿では,講習会開催に至った経緯とその概要,そして大学と看護専門学校の両方で看護基礎教育を担っている慈恵が講習会を開催する意義について述べていきたい。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.