焦点 ガイドラインに基づいた教務主任養成講習会開催の経緯と期待
福岡県における教務主任養成講習会開催までの経緯と準備の過程
鎌田 久美子
1
,
後藤 都
1
1福岡県保健医療介護部医療指導課
pp.849-851
発行日 2011年10月25日
Published Date 2011/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101895
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福岡県の看護教育の現状と課題
2011(平成23)年4月現在,福岡県内には看護師等養成所37校49課程(3年課程17,2年課程13,准看護師課程16,助産課程3)と看護系大学11校,5年一貫校9校があり,多岐に渡る看護教育が行われている。このようななか,本県では1970(昭和45)年から看護教員養成講習会(指導要領改正により,以下,専任教員養成講習会)を毎年開催し,これまで1885名を養成してきた。
また教務主任については,厚生労働省看護研修研究センター幹部養成課程(以下,旧幹部養成課程)の修了者は4名(2011年4月現在校長・副校長除く)である。専任教員養成講習会の未受講者は,毎年13~16%(過去5年50~60名)と,まだ十分とはいえず,教務主任養成講習会の受講者も増えない現実がある。
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