資料 第101回看護師国家試験 解説
第101回看護師国家試験の傾向から見えてきたこと
柴田 淑子
1
1社会保険横浜看護専門学校教務部
pp.580-583
発行日 2012年7月25日
Published Date 2012/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102126
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厚生労働省は,2012(平成24)年2月に実施した第98回保健師,第95回助産師,第101回看護師国家試験について2012年3月26日に合格者を発表した(表1)。
今年度の合格基準は必修問題は昨年度と変更なく40点以上/50点,一般問題・状況設定問題は157点以上/247点(63.6%)であった。昨年度は,一般問題・状況設定問題163点以上/250点(65.2%)であった(表2)。採点除外問題は2問あった。理由は,午前問題85─選択肢に誤りがあり正解が得られない,午後問題92─設問が不適切で正解が得られない,でともに採点除外の取り扱いになった。その他,保健師国家試験に関しては午前問題25が選択肢に正解がないため採点対象から除外され,助産師国家試験では,午後問題27が複数の正解があるため複数の選択肢を正解として採点対象となり,午後問題47は選択肢に誤りがあり正解が得られないため採点から除外されている。
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