特集 地域看護学と公衆衛生看護学 Part2 保健師学生が学ぶ公衆衛生看護学再考
保健師と共に実践する行政地域看護CNS活動
持田 恵理
1
1群馬県大泉町役場健康推進部健康づくり課
pp.459-465
発行日 2012年6月25日
Published Date 2012/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102095
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はじめに
2012(平成24)年3月現在,地域看護専門看護師(以下,地域看護CNS)は23名の登録があり,行政,学校,産業,在宅などの領域に分かれている。筆者は,そのなかの行政に関する地域看護CNSとして活動をしている。
筆者は,群馬県大泉町で保健師(職位は主査)として所属し,管理職ではなくスタッフ保健師として活動している。通常業務は保健師として活動し,ここは地域看護CNSとして活動するべきところ,と必要に応じて地域看護CNSの役割を付加させながら活動を行っている。そのため活動をする際には,いつも保健師の視点,地域看護CNSの視点を併せもって業務にあたっている。
本稿では,行政における地域看護CNSの活動を示しながら,その役割や保健師活動の課題と,今後の地域看護CNS活動について述べる。
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