連載 沖縄から漕ぎ出す「島しょ保健看護学」の船出・5【最終回】
看護職者の役割拡大と島しょ保健看護―沖縄県に必要な高度実践看護職者とその教育
前田 和子
1
,
大湾 明美
1
,
神里 みどり
1
1沖縄県立看護大学
pp.234-240
発行日 2012年3月25日
Published Date 2012/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102033
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はじめに
連載最終回となる今回は,本学が今年度から3年間【2011(平成23)年12月~2014(平成26)年3月】に予定している2つの取り組み,すなわち,平成23年度専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業の「島しょにおける『包括的専門看護師』の養成」と沖縄県地域医療再生計画事業の「離島・へき地の看護職者の研修事業」を紹介し,本学が沖縄県の離島・へき地に必要と考えている看護職者の姿とその教育戦略を明らかにしたい。
私たちが考えている看護職者の姿とは一種類ではない。少なくとも専門看護師レベル,認定看護師レベル,そして計画的に研修を受けた一般看護師レベルを想定している。
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