特集 専任教員の新たな継続教育プラン
新任教員研修の実際
三妙 律子
1
,
水澤 晴代
2
,
安井 静子
3
1東京都立広尾看護専門学校
2東京都立荏原看護専門学校
3東京都立青梅看護専門学校
pp.742-748
発行日 2011年9月25日
Published Date 2011/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101866
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都立看護専門学校における専任教員を取り巻く人事環境
東京都立看護専門学校(以下,都立看学)の専任教員の確保対策としては,(1)都立病院からの人事異動,(2)新規職員採用試験(「看護師養成所の運営に関する指導要領について」第4.1.(3)の教員に必要な要件を満たした者)の2通りがある。そして,現専任教員の約7~8割程度は都立病院からの人事異動者である。採用試験合格後は,年齢,臨床経験年数,教育経験年数,住所要件,希望などを考慮し7校の都立看学へ,専任教員として配属される。その後の人事異動については,東京都人事異動基準に沿って都立看学間での異動や看護職場である都立関連施設への異動がある。
2000(平成12)年の「衛生局改革アクションプラン」「都における看護職員養成のあり方について」の報告書を受けて,都立看学における看護師養成を「量」から「質」への転換のため,7年かけて11校13課程を7校7課程の養成とし,都民の健康の担い手として活躍できる質の高い看護師を育成することをめざした。
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