特集 「教員を辞めたくなるとき」に学校で向き合う
看護教師の「辞めたい思い・ゆきづまり感」に関する調査
佐藤 道子
1
,
石塚 淳子
2
1聖隷クリストファー大学看護学部
2静岡県立大学看護学部
pp.945-947
発行日 2010年11月25日
Published Date 2010/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101601
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
筆者らは数年前よりライフコース・アプローチという方法を用い,看護教師の力量とは何か,それはどのような契機で形成されるのか,を明らかにする目的で研究を行っている。看護教師のライフコースをたどっているうちに,教員としての転機とともに教育活動に対する「ゆきづまり」を感じたり,看護教師を「辞めたい」と思ったりしたという状況があったこと,そしてそのような危機的状況を乗り越えて教師人生を継続していることがわかってきた。
ここでは,看護専門学校に所属する看護教師の「看護教師を辞めたいと思った時期と教育実践上のゆきづまりを感じた時期およびその理由」について報告する。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.