編集室紀行
上野千鶴子氏,看護大学院生と学びを語る:三重大学で越境企画
本誌編集室
pp.907
発行日 2010年10月25日
Published Date 2010/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101596
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7月26日,三重大学にて社会学者の上野千鶴子氏を招聘した学びの時間が持たれた(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻大学院委員会主催)。本誌51巻6号特集『学びは越境する』に,「いつかわが院生ともども上野さんと学際的に語り合う贅沢な時間が持てればと夢想している」(458頁)と寄稿された小幡光子教授の尽力により実現した企画。
前期を通し,最初の科目『看護理論』にて上野論文「〈わたし〉のメタ社会学」を精読してきた院生・卒業生30数名が上野氏を囲んだ座談会では活発な討議がなされ,学生からの「“美味しくはないけど身体に良さそう”だから,がんばって読みました」(一同爆笑)等の率直な言に上野氏が笑顔で頭を抱えられる一幕も。
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