連載 看護教育における海外研修の位置づけ 国際看護の視点から・4
デンマーク王国 在宅看護論をオーデンセ市に学ぶ 必修科目としての海外研修
三浦 文子
1
1船橋市立看護専門学校
pp.345-349
発行日 2009年4月25日
Published Date 2009/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101182
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はじめに
本校では,魅力あるカリキュラムづくりの一環として,また,海外の保健・医療・福祉の現状を視察し,看護に対する視野を広め,国際感覚を身につけた看護職者の育成を図る目的として,2005年度より海外研修を取り入れている。
海外研修は「在宅看護論」の中に設定し,全員参加とする単位認定の授業であり,現在までに4回実施し,毎回,評価修正し研修も充実しつつある。学生は在宅看護に関する興味関心を高め,看護を取りまく諸事情に対する視野を広げることができたと同時に,国際看護に目を向ける動機づけにもなったと考える。本稿では,これまでの海外研修の取り組みと2008年度(4回目)実施の海外研修を中心に報告する。
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