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看護基礎教育充実のなかで問われる高等学校看護教育―平成20年度高等学校看護教育研究協議会参加記
藤井 悦子
1
1広島県立広島皆実高等学校
pp.46-47
発行日 2009年1月25日
Published Date 2009/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101109
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協議会の中心的内容
■協議会の概要と今年のテーマ
全国看護高等学校長協会は,校長会・役員会・研究大会および研究協議会等の年間4回の活動を行い高等学校の看護教育の振興を図っている。その一環として4年目を迎える2008(平成20)年秋の研究協議会は,10月17日(金)にアルカディア市ヶ谷を会場に,校長および看護教員並びに関係者等が一堂に会した。この協議会は,高等学校の看護教育の管理・運営に関する課題に関して,関連事項の情勢の研修,意見・情報交換などを通して高等学校の看護教育の振興・発展に資することを目的に開催されているものである。
今回は,2009(平成21)年度から導入される「新カリキュラムの実施に向けて」をテーマに,約110名の参加者が熱心に研究協議を行った。内容は,①大学教授による「統合分野の授業設計・教授法と実習調整の進め方」の講演,②厚生労働省医政局看護課からの講演,③全国看護高等学校長協会会員校からの学校発表,④研究協議,である。そして最後に,文部科学省初等中等教育局参事官付教科調査官・大橋泰久氏より指導助言を受けた。
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