Scramble Zone
地域の看護職に夜間看護セミナーを提供して―川崎市立看護短期大学の取り組み
吉村 惠美子
1
,
青栁 美秀子
1
,
蔵谷 範子
1
,
武内 和子
1
,
高橋 亮
1
,
山崎 千寿子
1
,
添田 真郷
1
1川崎市立看護短期大学
pp.848-850
発行日 2008年9月25日
Published Date 2008/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101023
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はじめに
2005年の中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」で「社会貢献」は大学の第3の使命とされた。そこで本学で実施している「社会貢献」を見直し,市内唯一の短期大学であるということから,川崎市看護協会と協同で「学習ニーズ調査」を,4101名の看護職を対象に実施した。その結果,看護者の学習ニーズは高く,本学が研修会を開催したならば65%以上の人が参加したいと考えていることが分かった1)。
調査結果を基に研修テーマを「教育」「カウンセリング」と決定した。研修場所も利便性を考え,駅から徒歩2分の施設を利用し,平日勤務終了後の2時間を使って「夜間看護セミナー」を開催することとした。
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